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第3話
第3の目
(H13.5.7開設)
BY 又の名瞑想禅士
さて話は変わるが、すべての生き物、特に人間は気功、すなわち、オーラを発している。
ほとんどの人はこのオーラが見えないのであるが、修行することにより、見えてくるものである。
中国3000年の歴史の中で、気功法というものがある。
太極拳もこの一種であり、ドラゴンボールに登場する気功砲も然りである。
ヨーガも同様である。
森の精、木の精、花の精もオーラの一種である。
少年ジャンプでお馴染みのターちゃんはジャングルの動物のオーラエネルギーを受けて、ターちゃんパンチが繰り出せるのである。
ピアニストとしてフジ子・ヘミングが今脚光を浴びているのは、動物からパワーを貰ったおかげだと云っている。
難聴という試練を神から受け、それを乗り越えた彼女の奏でるクラッシックが、映画音楽にも、ジャズにも感じられるのは、動物のオーラエネルギーを受けているからである。
一方、人間の顔の部分には知覚神経が集中している。
見ること、聞くこと、味わうこと、いわゆる感性の機能である。
この神経により自分の周辺の状況を把握するのである。
眼、耳以外に知られているのは、第三の能力、第三の眼である。
知覚神経である眼、耳以外で顔の中には、これ以外の場所は大きく分けて、頬と額である。
第三の眼は額の中心部にある。
この眼によりオーラを見ること、感じることが出来るのである。
たとえば、手塚治の3つ目小僧では、額の部分に第三の眼がある。
3つ目を封印してある絆創膏を剥がすと、この小僧は特殊能力を発する。
心眼という言葉があるが、これは飾りもの、ベールに包まれて見えにくいもの、眼から見える偶像を透視し、物が本来持っている姿を見る眼のことである。
また仏像の額には白毫という心眼を持っておられる。
千昌夫の黒子、インド人の額に張る黒いシールも原点は同じである。
又、不動明王、愛染明王も額に三つ眼を持っている。
如来、菩薩は世の中を、全宇宙を優しく、暖かく、慈悲の心を持って、光を放っておられる。
これを慈眼放光という。
高橋克彦氏による総門谷R阿黒編によれば、空海の法力により、和気諒(ぬえ編では花天)の額に三日月の光が浮かびあがり、不動明王と愛染明王の力と共に強力なパワーが発揮できることでもお判り頂ける。
*参考文献:夢夢倶楽部(発想集団下水道自由人)
*music: Whisper Not / piano by torazo